3Dドキュメント作成ツール
SCENE(シーン)
3D活用のバリアフリー化で製造DX
Scene(シーン)は、3次元CADデータを極めて簡単に取り扱えるようにして、製品の情報伝達を効率化する3Dドキュメント作成ツールです。ITが苦手でもハイスペックPCがなくても、アニメーション付き3D要領書の作成と共有・複数拠点のコミュニケーション・現場の品質記録を、デジタル化します。
SCENEの活用メリット
- ■組立手順書の作成 ー 3Dデータの活用で簡単作成 -
- ・設計段階で作成された 3D CAD データを読み込み、テキスト・画像・アニメーションを使った、立体的な資料を簡単に作れます。
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- SCENE導入前
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試作機の制作、写真の準備、EXCEL等での組立手順書を作成するため労力がかかる。また手順書だけでは伝わりにくく、別途説明が必要。
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- SCENE導入後
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試作機の完成や写真撮影を待つことなく、3Dデータを活用し組立手順書を短時間で作成。理解しやすく、ミスも減少。
- ■依頼・指摘事項の共有 - コメント機能の活用で一元管理 -
- ・1か所にデータを集約し、拠点・部署横断で参照できる、共通の「場」になります。海外拠点やリモートのメンバーともスムーズにコラボレーション可能です。
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- SCENE導入前
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複数拠点や関係部門も含めた打合せは、場所や日程の調整がしにくく大変。
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- SCENE導入後
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3D画像上にコメントを書き込めるため、他拠点や関係部門とのレビューや討議に活用でき、ノウハウが共有可能。
SCENEの機能
- ①3Dドキュメントエディター
- 3Dアニメーション・画像・テキストを使って資料の作成を行えるため、組み立てや撮影の手間を軽減できます。シンプルなUIのため、10分程度ですぐに操作に慣れます。
- ②コメント機能
- フィードバックや指摘でコメントが記入された際には、関係者へメールで通知が届きます。また返信も行えるため、オンラインでディスカションを行えます。
- ③ファイル出力
- 作成した3Dドキュメントは、PDF・画像・動画として出力できるため、関係者への共有も容易。PC・タブレット端末、インターネットがない環境でも資料を確認できます。
- ④設計変更反映
- 設計変更が起きた際には、新たに3Dドキュメントを作成する必要はなく、新しい3DCADファイルを資料に反映できます。過去の製品で作成された3Dドキュメントを簡単に再利用できます。
- ⑤改訂管理
- 3Dドキュメントの各バージョンが保存されるため、どのように変更してきたか、どのような理由で変更したかを、確認が可能です。
- ⑥チームライブラリ
- 作成された3Dドキュメントを共有ドライブで管理でき、フォルダも作成できるため、ファイル管理を容易に行えます。